適切なリンクの数は
1ページ内にリンクの数はどのくらいが適切かといった目安はあるのでしょうか?
実は、リンクが少ない分には特に問題はないのですが、最大のリンク数は一般的に100としていることが多いようです。
つまり1ページ内のリンク数は最大で100以内に抑えると良いようです。
誰が決めたの?
特にリンク数はいくつまででないとダメ。という決まりはないようです。
しかし、検索エンジン大手の「Google」のWEBマスター向けの技術情報には以下のような記述があります。
1ページのリンクの数を適切な数に抑える (100 未満)。
HTMLの規格W3Cが定めている訳ではないので、これに必ずしも従うことはないと思いますが、あまりにリンク数が多いとGoogleには不正と見なされるようです。
訪問者が迷わないために
通常ホームページのトップページ以外でリンク数が100を超えるようなことはないと思いますが、あまりにリンク数が多いと訪問者はどこをクリックして良いか分かりにくくなるため、リンク数は適切な数にしましょう。
リンク対象の文字は多めに
リンクをはる文字は最短でも3字以上にすると分かりやすいでしょう。
あまりに短い単語にリンクがはられていても、利用者が気づかないことがあります。
また、リンクは基本的にマウスでクリックすることにより、リンク先へジャンプしますが、初心者や手の不自由な方の中にはマウス操作が苦手な人もいますので、出来るだけ文字数を多くとってリンクをはるほうが良心的です。
リンクの色は変えない
リンクといえば、「青字に下線」が一般的です。
インターネットに慣れていない人ほどこの色が当たり前と認識している人が多いはずです。
従って、リンクの色をむやみに変えることは避けるべきです。
また、下線も出来る限りあったほうが分かりやすいと思われます。
むやみに新しいウィンドウを開かない
自分のサイトから他のサイトへリンクする場合、ターゲットを「_blank」のように指定して、新しいウィンドウを開いて内容を表示させることがありますが、本来は他サイトへのリンクであっても、同一ウィンドウで表示すべきです。
これは、ポップアップ広告の影響と言われていますが、新しいウィンドウを開くことに不快感を覚える利用者も多いのです。
また、ブラウザにはリンク先を新しいウィンドウで表示させる機能(リンク上で右クリック)が付いていますから、その選択はユーザに任せるべきであり、こちらがその権利を奪わないようにしましょう。
リンク先の種類を表示させよう
リンク先が必ずしもHTMLであるとは限りません。
直接画像に飛ぶ場合もありますし、ファイルをダウンロードさせる場合もあるでしょう。
基本的にリンク先がHTMLである場合は、リンクを指定するだけで結構ですが、それ以外のファイル等へのリンク場合には、リンク先がどういうファイルであるかきちんと明記すると利用者にとって安心です。
また、特にデータ量の大きいファイルにリンクする場合は、そのファイルの容量も記載すべきです。
記入例:
【spacer.zip】 (157バイト) – 容量が表記されている。
【spacer.gif】 (43バイト) – 左側のアイコンでリンク先が画像であることが分かる
クリックを促す表記の仕方
特にリンクをして欲しい箇所などリンクを目立たせたい場合は、リンクの前にアイコンを入れたり、「>>」のような文字を挿入すると良いと思います。
記入例:
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