複数のページを整理
ページ数が多いサイトの場合は、コンテンツやメニュー、ナビゲーションが整理され、正しく機能していても、目的のページを探すのにはやはり時間を要してしまいます。
そこで少ない操作で目的のページを表示させるにはすべてのページを検索できる機能が必要になってきます。
そこで、GoogleやMSN、Yahooなどの検索同様のシステムを自分のサイトにも応用したものが、サイト内検索システムです。
このサイト内検索を導入すると、ユーザが目的のページを検索する際に、必要な検索語を入れることで、検索語を含むページをリストアップできます。
一般的な検索エンジンと大きく異なるのは、検索対象が自分のサイト内のページのみであるという点です。
導入するには
サイト内検索を導入する方法は、大きく分けて2つあります。
一つは独自のデータベースを構築して検索システムを導入する方法です。
これはサーバーの環境に依存し、導入の敷居が高いのであまり使用されていません。
もう一方が一般的で、大手の検索エンジンを利用する手段です。
これはあくまでシステムを借りるものですから、誰でも簡単に導入することが出来ます。
サイト内検索で有名なのはGoogleとMSNのロボット型検索エンジンです。
ロボット型はページ登録数が多く、自動でページをどんどん登録してくれますので、サイト内検索に向いています。
ただし、欠点もあり、検索対象に登録されるページはすべてこれらの検索エンジン任せであり、登録されていないページは検索の対象となりません。
されていないページを申請することも出来ません。
また、登録されるまで時間がかかるので、新しいページほど登録されにくく、検索結果の反映にタイムラグが生じます。
実際の導入
実際の導入方法は、各検索エンジンのWEBマスター向けの情報に詳しく書かれていますので、そちらを参考にしてください。
- Google サイト検索 – 検索ボックスの導入
- MSNサーチ サイト内検索 – 導入方法
Google VS MSN
最近までは、サイト内検索と言えばGoogleが主流でした。
Googleが一番利用者の多い検索エンジンであるからというのが、その理由です。
しかし、最近になって(2005年6月)MSNサーチの検索システムが変わり、登録ページ数こそGoogleには負けるものの、MSNの検索能力もGoogleに匹敵するようになってきました。
新MSNサーチは単語の羅列ではなく、しっかりとした文章を含むページを好むようです。
また、MSNの巡回ロボットはGoogleに比べサイトに訪れる頻度が多く、反映までの時間が早いようです。
このような理由からサイト内検索はMSNも十分利用価値があります。
詳しくは当サイトのブログ「サイト内検索に新MSNサーチを使う理由」 をご覧ください。
使用例は?
当サイトはサイト内検索を導入していますので、ページ上部右側にあるサイト内検索で動作をお確かめください。
最適な挿入位置
サイト内検索の最適な挿入位置は、総合メニューに近い箇所に導入するのが、使いやすさの点から考えて良いと思われます。
また、サブメニュー直下でも良いかもしれません。
自分が使いやすいと思う場所に、挿入するのが良いでしょう。
サイト内検索は、ページ数が多いほど、その効果を発揮できます。
導入も決して難しいものではなく、大手の検索エンジンを利用すれば、誰でも簡単に導入できます。
- ホームページにサイト内を検索する機能を… – Internet Watch