段落の指定

検索エンジンが好む情報

検索エンジンがページ登録のために、巡回ロボットによってページを収集する際、そのページがどのような内容について書かれたページであるか認識する要素は様々です。

ただし、共通として言えることは、単発的な文字の出現よりも論理的に筋の通った文章が多く書かれたページの方からキーワードを抽出します。

検索エンジンは段落を目安に

HTML内の記述に関わらず、文章構造の段落は、一つのテーマについて書かれた数行の文章のまとまりのことを指します。

従って、段落と言えば文章が必ずあるのです。

HTMLタグの中には、親切なことに段落がこれから始まることを示すタグが用意されています。

これが段落タグ<P>です。

この段落<P>タグで囲まれた内容に必ず文章が書かれていることはこの<P>タグによって明確なのですから、検索エンジンがページ収集の際に段落を目安に文章を探すことは明白です。

従って、HTML内の文章は出来る限り段落タグで囲んでおきましょう。

段落タグの記述の仕方

段落は、文章のまとまりを「<p>文章のまとまり</p>」の様にタグで囲めばOKです。

段落と段落の間には改行が挿入されるのが普通ですから、これを目安に段落を指定すると良いでしょう。

単発な言葉は段落で囲まない

メニュー用のキーワードなど、単発で登場する1行に満たない程度の短い言葉を段落で囲んでも検索エンジンにとってはあまり意味はない(段落とは見なさない可能性がある)ようです。

検索エンジンが重視するからといって、文字をなんでも<p>タグで囲む必要はありません。

段落タグの余白が気になるという方に

段落が使われにくい背景には、段落タグを初期設定のまま使うと、余計な余白が挿入されることでデザインが崩れることを嫌うユーザが多いからだと思われます。

しかし、これはスタイルシート(CSS)を使用することで解決できます。

段落タグの余白の調整はスタイルシートで以下のように記述しましょう。

/* 段落スタイルの一例 */
p { margin-bottom: 0px ; margin-top: 0px ; padding-bottom:0px ; padding-top:0px ;}

段落の見やすさ、読みやすさも考慮する

若干話はそれますが、見た目や読みやすさの点から、1つの段落は2〜4行程度を目安にすると読みやすくなるようです。

1つの段落が数十行などとなると文章が窮屈に感じられ、読みにくくなることもあります。

適度に段落を区切ると良いと思います。

段落も検索エンジンが重要視するタグです。

論理構造が正しい文章にはこの段落タグで囲むようにしましょう。

ただし、単発的な言葉に段落を付けても、その部分は検索エンジンには重視されない可能性もあります。正しい使い方をしましょう。

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