<META>タグ (記述文)

ページの要約を書く

<META>タグはブラウザの表示には直接関係のないHTMLのヘッダー部に記入します。<META>タグには記述内容によって何種類か用意されていますが、検索エンジン対策として必要なのは、キーワード(keyword)と記述文(description)です。

どちらもページ内に含まれる単語と要約文を端的に書くことが求められます。

キーワード (keywords)

キーワードは、ページ内に書かれた文章の中で、特に頻出している単語をピックアップし、キーワードとしてメタタグで記述します。

以下のように選んだキーワードを頻出順に書くのが理想的です。各キーワードの間はカンマ「,(半角)」で区切ります。

記入するキーワードの数は1〜8個程度が理想的です。

あまりにキーワードが多いと、キーワードの重要度が下がるだけでなく、検索エンジンスパムと見なされることがあります。

また、ページに関係ないキーワードを故意に入れても、キーワードは無視されます。

記入例

<head>
<meta name=“keywords” content=“キーワード1,キーワード2,キーワード3”>
</head>

また、単語は「ホームページ+作成」のように、出来る限り区切った方が良いと思われます。

記述文 (description)

記述文は、ページの簡単な要約、説明を100字程度の文章で記述します。

あまり長すぎてはいけません。以下のように記述します。

記入例

<head>
<meta name=“description” content=“初心者でも分かるホームページ作成を図解で分かりやすく説明。また、訪問者優位のWEBデザインTipsも幅広く…”>
</head>

ページごとに設定すること

作成するページ数が多くなってくると、どうしてもこれらのキーワードや記述文を使い回してしまう傾向があります。

しかし、キーワードや記述文が全く同じように記述されているページは、検索結果から省略されてしまうことがあります(>>参照 – ブログ:似たページが省略されないためには)。

ページを作成するごとにキーワードや記述文を考えるのは大変な作業かもしれませんが、面倒がらずに続けることが重要です。

METAタグは重視されなくなった?

昔の検索エンジンはこれらのMETAタグ情報からほぼページの内容を認識していた時代があり、ここに書かれる情報によって検索順位が大きく変動していました。

しかし、検索順位を故意にあげようと、この<META>タグに大量のキーワードを記入するような検索エンジンスパムが流行して、確かにメタタグの情報はそれほど重要視されなくなりました

しかし、大手検索エンジンのGoogleでも、検索結果のタイトル下に表示されるスニペットにメタタグの記述文(description)の内容を表示している事実もあり、まったく重視されていないと言うことではないようです。

これらのタグを正しく使用している限りでは、メタタグの情報も本文の内容と同等の評価を受けるようです。

しかし、間違った使い方には逆に検索エンジンも敏感に反応するようですので、間違った使い方をするくらいなら、<META>タグはあえて書かない方が良いでしょう。

最近はそれほど重視されなくなったという<META>タグも、正しい利用方法を守っている範囲内では、正当に評価される情報です。

間違った使い方をしないように注意し、ページ内容に関連した情報を正しく記述することが大切です。

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