はじめに
この章では、訪問者が使いやすいと感じるサイト作りのために、あると便利な機能や考え方を解説します。
WEBサイトの使いやすさはアクセシビリティの向上と言われ、重要なポイントです。
サイトマップとは
サイトマップという文字から想像すると、ホームページ全体の地図と訳せば良いのでしょうか…
サイトマップとは遊園地などに行くとエントランスでもらえる全体の地図が載っている冊子のようなものです。
どこに何があるかといったことが一目で分かるようになっているのと同様に、ホームページのサイトマップも同じ役目を果たします。
”マップ”という言葉から連想すると、「サイトマップは画像でなければならない」と勘違いしてしまいそうですが、決してそうではなく、意味合いとしては「サイトマップはサイト内のすべてのページに飛ぶことができるページ」といった解釈が正しいと言われています。
サイトマップを用意しよう
サイトマップはいわば、道しるべのようなものですから、訪問者が一目で見て自分の目的のページに飛ぶことができるように、サイトマップを用意するのが良心的なサイト作りです。
ホームページがある程度完成に近づいたら、もしくは出来上がった後でも構いませんから、サイトマップは必ず作るようにしましょう。
サイトマップへはすべてのページから一発で飛べるようにしよう
遊園地で自分の居場所が分からなくなったとき、次に行くアトラクションの場所が分からないときに地図を見るのと同じように、サイトマップも必要なときに訪問者がすぐに見られるように、サイト内のすべてのページからサイトマップへリンクをはっておくことも忘れずにしておきましょう。
より使いやすいサイトになるはずです。
まだあるサイトマップの効果
サイトマップは他にも効果があります。
検索エンジンの巡回ロボットがサイトマップを利用してすべてのページに飛ぶことが出来るので、ロボットがより早くすべてのページを見つけやすくなります。
こうすることで、GoogleやMSNの検索サイトなどに自分のページが登録されやすくなるのです。
サイトマップは訪問者にとって便利なだけでなく、自分にとってもプラスになる要素が多いページです。
WEBサイト作りと同時進行でサイトマップを作っておきましょう。