オールトップページ概念(ATPコンセプト)

サイトのトップページに訪れるとは限らない

検索エンジンにヒットする確率サイトに訪れる訪問者が、どこを経由して来たかと言う情報をリファラー情報と言いますが、そのリンク元は他のサイトのリンクであったり、検索エンジンからという場合もあり、様々です。

他のサイトのリンクから自分のサイトへ辿られた場合の多くは、サイトのトップページが最初に表示されるのがほとんどですが、これは稀なケースと考えたほうが良いでしょう。

むしろ、検索エンジンによってヒットされたページから訪れる確率のほうが圧倒的に高いと言えます。

検索エンジンはサイト内のページを順番に登録していきますから、サイト内のページを「トップページ+その他のページ」というように考えると、検索結果の順序は別として、圧倒的にその他のページが検索エンジンの検索結果にヒットする確率は高いのです。

検索エンジンを利用してサイトに訪れる訪問者は目的意識がはっきりしている人たちなので、トップページにわざわざ訪れてから目的のページを見ると言うことはほとんどありません。

従って検索エンジン経由のアクセスが多いページほど、トップページだけでなく、各コンテンツのページの使いやすさも重視すべきだと言えます。

ATPコンセプト

このようにサイト内のページすべてがトップページであるかのように考えることを「オールトップページ概念(ATPコンセプト)」と言います。

つまり、トップページだけがしっかりと作られていれば良いのではなく、トップページ以外もきとんとした対策を施す必要があるのです。

訪れたページに他のページに移動するためのリンクがなかったり、メニューさえないようなページでは、サイトの印象が悪くなるだけでなく、二度と訪れてくれなくなってしまうかもしれません。

デザインは同じに

この章でふれている「使いやすさを追求する」ためのテクニックもさることながら、この概念を根本に考えるのであれば、各ページのデザインは出来る限り統一させるというのも訪問者にとっての使いやすさにつながります。

検索エンジンを利用したサイト訪問が多いことに着目すれば、トップページ以外のページの利便性を無視することはできません。

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