文字の高さを揃える

vertical-align

CSSの書き方

vertical-align:値 ;

CSSの詳細情報
プロパティ名 vertical-align 読み方 ヴァーティカル・アライン
初期値 baseline/0 意味 縦方向文字揃え
baseline/top/middle/bottom/super/sub/text-top/text-bottom/サイズ
対象 インライン要素
CSSレベル CSSレベル1 対応ブラウザ Windows MAC
継承 しない IE 5.0以上/FF1.0/NS7.1/OP8.0 SF/IE5.0

解説

縦方向を文字揃えを調節するプロパティです。

例えば、文字の大きさの異なる文字や、英字と漢字など、文字の高さが異なる文字が含まれる文章の文字揃えを縦方向に調整します。

「baseline」など、予め決まっているキーワードとサイズによる数値指定が可能です。

初期値はベースライン

この「vertical-align」プロパティの初期値はベースラインです。

ベースラインとは、アルファベット字体の底辺の位置のことを指します。

通常「baseline」のようにアルファベットはこのベースラインを基本として文字が揃えられます。

キーワードによる指定

「vertical-align」プロパティで指定できるキーワードは以下の表のようになります。

キーワード 内容
baseline ベースラインを基本
top 上揃え
middle 中央揃え
bottom 下揃え
super 上付き
sub 下付き
text-top テキストの上端揃え
text-bottom テキストの下端揃え

数値による指定

数値による指定は、ピクセルやパーセントで指定できます。

基準となる位置は初期値のベースラインで、正(プラス)の値を入れれば、上方向にずれ、負(マイナス)の値を挿入すると、下方向にずれます。

パーセントで指定する場合、ベースラインは「0%」です。

パーセントは正の値で記入します。

また、パーセントは相対的な数字ですから、基準となる長さは「line-height」プロパティの設定値になります。

ブラウザの対応状況

上で挙げたキーワードや数値による指定が、すべてのWEBブラウザで対応してるわけではありません。

各ブラウザの対応状況については以下の表を参照してください。

IE5.0 IE5.5 IE6.0 NS7.1 FF1.0 OP8.0 SF MAC IE5.0
baseline
top ×
middle × × × × ×
bottom ×
super
sub ×
text-top × × × × ×
text-bottom × × × × ×
数値 × ×

※引用元:藤本 壱、スタイルシート ポケットリファレンス、技術評論社、P127、2005

CSS/HTMLサンプル

span.eng { vertical-align:super; }

SPAN要素にクラスで縦方向の文字揃えを指定 サンプル

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