次はどのページ?
誘導ナビゲーションとは、例えばあるテーマについて書かれた5ページを順番に読んでいって欲しいとき、各ページに前のページと次のページとテーマトップの3つのリンクを用意して、利用者を作り手側の意図した通りに誘導させるナビゲーションのことです。
このナビゲーションは総合的なメニューとは異なり、各コンテンツ内のページ同士の関連づけが目的です。
利用者が迷わないように、総合的なメニューを各ページに掲載するのと同じように、この誘導ナビゲーションをつけると、より使いやすいページに仕上がります。
どのように書くの?
以下の記述例を参考にしてください。
1. 誘導ナビゲーション例1
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2. 誘導ナビゲーション例2
← 前のページ コンテンツトップへ 次のページ →
3. 誘導ナビゲーション例3
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理想的な位置
この誘導ナビゲーションをページ内に付加するとき、挿入する位置も非常に重要です。
せっかく使いやすさを考えてつけたナビゲーションも分かりにくいところにあるようでは意味を成しません。
最適な挿入位置は、本文のはじめ(タイトルの下)と本文の終わりの2箇所に挿入するのが良いでしょう。
本文を読み始めてすでに知っていた情報が書かれていると判断したとき、利用者は次のページに移動します。
そこで本文のはじめにあるのが良いとされています。
また、本文を読んで次のページへ移動するのにページのトップへ戻らずに行けるように、本文の下にも挿入すると良いでしょう。
スペースの問題で2箇所挿入できない場合でも、少なくとも本文の下に誘導ナビゲーションを挿入しておけば、使いやすさは保たれます。
サイトの使いやすさを向上する上で、誘導ナビゲーションは有効な手段です。
また、利用者にとって分かりやすい位置にナビゲーションをつけることも重要です。