CSSのレベルについて

解説

CSSは年々進化を続けており、開発時期や内容に応じてレベル分けがされています。

ここでは、このレベルについて解説します。

CSSレベル1

CSSのレベル1は最初に規定されたものです。

HTMLで対応できる書式をほぼカバーできる(表示の互換性を持つ)程度のデザインを規定しています。

現在のブラウザではこのCSSレベル1にほぼ対応していますが、同じブラウザの種類でもバージョンが古いブラウザでは完全に対応しきれておらず、デザインが崩れてしまうこともあります。

CSSレベル2

CSSレベル2は、CSSレベル1の機能をさらに拡張したものです。

CSSレベル1よりも詳細な設定ができるほか、文字の音声読み上げ機能や印刷における指定など、ブラウザの表示以外についても指示できるものになっています。

CSSレベル2に関しては、残念ながら2006年1月の現時点で、100%対応しているブラウザはありません。

InternetExplorer以外のブラウザの多くは対応しているプロパティもありますが、完全ではなく、さらにInternetExplorerにいたっては対応が遅れているのが現状です。

CSSレベル3

CSSレベル3はCSSレベル2をさらに進化させたもので、現在も規格化が進められています。

現在のブラウザではもちろん対応しきれてはいませんが、レベル3のプロパティを先行して対応させているブラウザも中にはあります。

まとめ

現時点でホームページを作成する際にはCSSレベル1のみ使用することをお勧めします。

【厳選】合わせて読みたいおすすめ書籍

WEB制作支援サイトのHTMLタグボードだからオススメできる厳選書籍です。私が読んでいない本はオススメしません。

HTMLやCSS、Webデザインを体系的に学ぶなら

CSSを駆使したモダンなWebデザインを学ぶなら

最新情報をチェックしよう!